いきぢから
by keiji65535
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新しい世界へ
 昨夜、ライブに行ってまいりまして。ライブつっても、お笑い方面なんですが。
 会場は、初めて行くとこだったんですけど。

 あの、要点を申し上げますと、間違えて、思いっきり女子便所で用を足しました。

 男子便所と女子便所ってね、普通、トナリ同士になってると思うじゃないですか。でもそこは、ホールの東西にそれぞれ1つずつ、て配置だったんです。
 僕はそんなん知りませんから、休憩時間になったら、何も考えずに人の流れについていって、行き着いた先の入り口をくぐります。そりゃくぐります。そこしかないねんから、くぐるとこ。なんですか、股ぐらをくぐればよかったとでも言うんですか。

 ずらりと並ぶ個室のドア。もちろん小便器などありはしません。そこかしこに、何人もの女の子の姿。
 せめてここで気付いていれば、まだ取り返しもついた。ていうか普通気付く。
 しかしそのとき、バイト帰りで疲れきっていた僕の頭は、非常になんとも、「どうでもいいこと」になっておったのです。「ああ、男女共同かあ、今どき」ぐらいにしか思わなかった。
 んなわきゃないですよね。どっかの歴史ある古劇場とかじゃないんだから。最新鋭も最新鋭、ぴっかぴかですよ会場。ぴっかぴかですよ。

 僕がようやく自らの過ちに気付いたのは、個室の1つに入ってからでした。「あ」て、なりました。「あ」て。
 しかし、ここから先が、我ながら恐ろしいというか、男前すぎというか。
 普段の僕であればこういう局面、トイレの中から人の気配が消えるまで、ひたすら息を殺しているか、それともトイレットペーパーを胸部に詰め、指を噛み切って血の紅を唇に引き、「ホルモンバランスの不自由な人」としてやり過ごすか、いずれかの方法で切り抜けようとするでしょう。

 しかし、恐るべきは疲労感、「どうでもいいこと」になっていた僕の頭は、この状況を「まあいいか」ぐらいにしか考えることができなかったのです。普通に出ていきました。
 あまつさえ手を洗う余裕さえ見せた僕は、威風堂々、そのまま女子の行列を横目に、自分の席に戻りました。

 今朝目覚めてから、羞恥のあまり自害を決意、舌を甘噛みしましたが、ちょっぴりエッチな気分になったにとどまり、死にきれませんでした。

 それにしてもあれな、キミら、紙つかいすぎ。女子。
 もう、個室にいる間、周りでからからからからからからからから、うるせえのなんのって。
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by keiji65535 | 2006-03-15 21:29
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