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いきぢから
by keiji65535
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大河小説 竜馬くんと弥太郎くん
 幕末の風雲児、坂本竜馬。
 彼を明治維新最大の立役者たらしめたのは、北辰一刀流を修めた剣の腕前や、先見性や柔軟性に富んだ思考力もさることながら、その人間的魅力もまた一つの大きな素因であったというのは、疑いのないところである。
 彼の人柄に触れたあらゆる志士たちが、立場や思想を越え、彼に心酔した。
 しかし例外がなかったわけでは無論ない。岩崎弥太郎はその内の一人である。
 土佐藩で浪人の身から重職に抜擢を受け、維新後は三菱財閥を創業することになるこの男と竜馬は、お互いの能力・見識を大いに認め合いながらも、とうとう私人として打ち解けあうことはなかったとされる。
 いったい二人の間に何があったのか。隠された歴史の裏側を探っていきたい。

弥「よーよー竜馬、お前、好きな女子いんだろー。」

竜「え…い、いないよ、そんなの…」

弥「嘘つけよ。いるだろー? なー? ホントはいるんだろー?」

竜「…うん。まあ、一人」

弥「誰だよ! 絶対内緒にするから教えろよ!」

竜「言えないよ、そんなの…」

弥「な ん で だ よっ! 言えよ! いいから言えって! …よしじゃあ、お前が言ったら、俺も言うから」

竜「本当に?」

弥「ホントホント! 絶対! 命カケる! な? だから言えよ!」

竜「………おりょうちゃん」

弥「えー! 何お前、あんなブスが好きなのー? うわー。うっわー!」

竜「な、何だよ、いいじゃんか別にっ。 それで、やっちゃんは、誰が好きなんだよ」

弥「俺は好きな女子なんか、いねーもん」

竜「……………!!!!」


(※ここに、おもっくそ影響を受けましたよ) 
by keiji65535 | 2006-05-16 20:07 | 自動書記小説
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