いきぢから
by keiji65535
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カテゴリ:虚妄( 11 )
あえて今、イラスト
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 ペン入れは年が明けてからにでも。
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by keiji65535 | 2010-12-24 23:37 | 虚妄
未踏の作
 面白い作品とは、いかなるものであるか。

 それは、作り手の並々ならぬ苦悩・苦労の果てに生み出されることは言うまでもありませんが、そうしたものはえてして、それを受け取る側にも一定程度の想像力という難題を要求します。殊に、文字の羅列だけで全てを表現する小説という分野では、それは非常に顕著です。
 作り手の創造力と受け手の想像力。作品の面白さを決定づけるのがこの2要素であるとするならば、では、両者の比重を入れ替えることはできないものだろうか。すなわち、大して面白くもない作品であっても、読者のイマジネーション次第で傑作となり得るのではないか。そんなことを、ふと思ったのです。

 これからお送りする小説は、全く面白くありません。それこそ1ミリグラムたりとも面白みのない小説です。
 しかしこれを執筆している最中、私はずっと尻を振っています。皆さんはこの作品を、年収200万弱で早漏の30男が尻を振りながら書いたものであるということを、常に念頭に置きながら読んでください。
 これは、面白さというものが、どこまで受け手の想像力に依存できるかということを計る、1つの実験です。恐れ入りますが、しばしの間、お付き合いくださいませ。

 バカ先輩とバカ後輩は、今日も仲良く連れだって昼飯を食っている。
 この2人は常に一緒にいる。何となれば、先輩は後輩あっての先輩であり、後輩も先輩あっての後輩であるので、後輩のいないバカ先輩はバカ先輩でなくただのバカ3年生であり、先輩のいないバカ後輩はバカ後輩でなくただのバカ1年生であって、バカ先輩とバカ後輩がバカ先輩とバカ後輩であるためには常に2人は一緒におらねばならず、だから一緒にいる。
 昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴った。2人は空きっ腹を抱えたまま午後の授業に臨むことになる。なぜならバカ先輩は昼飯を食っているつもりでタップダンスを踊っていただけだし、バカ後輩は昼飯を食っているつもりで後頭部にバンテリンを塗っていただけだからだ。だからだからだ。
 お互い自分の教室で授業を受けると離れ離れになってしまうので、授業時間は適当なクラスに2人して潜りこみ、教室の隅で割腹自殺している。
 やがて全ての授業が終わる。放課後になってしまえば先輩も後輩もなく、ただのバカ2人。この町に2人のバカは要らぬとばかり、こうなると2人は殺しあう運命にある。だから殺しあう。でも今日からは事情が違う。後輩がラグビー部の強引な勧誘のすえ、入部したのだ。バカ先輩は学校が終わるとただのバカになり、バカ後輩は学校が終わるとバカラガーメンと化す。こうして2人は平穏を手に入れたのだ。のだ。

 いいかげん腰が限界なのでこの辺にしておきますが、今回の実験で、人間は尻を振りながらだと思考がまとまりづらいということと、この手法が長編小説に向かないことはよく判りました。おやすみなさい。
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by keiji65535 | 2008-01-12 02:09 | 虚妄
「一期の夢」
「人生とは一編の詩のごとくなり」うるせえ黙れ餓鬼。歯の矯正が終わったその日にホモの修道士に犯し殺されろ。自意識と虚栄心の権化が。今の俺には怒りが唯一つの真実。言葉は不要。表現は糞。血のたぎりが俺を導く。

はい全て嘘でした偽りでした虚勢でした。今思えば、それでも皆見放さないでいてくれると思っていたんだと思います。でも一方でそんな優しさが自分を弱くすると考えていた節もあります。そんなこんなも全部勘違いでした。独りで生きていこうと決めたのは他人の人生に関る勇気がなかったためでした結果自分の弱さに押し潰されて取り返しのつかない罪を犯しました相済みませんでした。

ところでものは相談ですがここで貴方が自分を赦せば自分は今度こそ人間らしく生きられる気がするやり直せる予感があるそれに貴方も人間的に一皮むけるいいことづくめの万々歳しかし貴方が自分を断罪すれば自分はこの先ただの狂人として一生を終えることになるでしょう

あ駄目ですか赦してはもらえないのですかそうですかただ思うんですが自分の様な存在が現出したってのも生態系が生み出した1つの自浄作用じゃないですかねだってちょっと人類多すぎると思いませんかまあどうでもいいですけどねそれより腹減りませんかうどんでも一緒にどうですか

それかカレーでも

それ何ですか

刃物ですか

なるほどそれで芋をね

しかし臭いねここは
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by keiji65535 | 2007-09-17 23:28 | 虚妄
ポエム「まだしも」
道端で乞われるままに購いしチケットを携え小劇場へ
開演時間を過ぎても一向に上がらぬ幕
やがて幽鬼の如き男が舞台に立ち
演出家を自称せしその男 ごそごそとした声で
主演の男優が事故に遭って顔面が半分潰れたこと
協議の結果芝居には差し障りがないので予定通り公演を行うこと
客にあっては主人公がまともな顔面であると思って芝居を鑑賞されたいこと
最後に 自分は客のことを猿としか思っていない
との旨の一言を告げ 逃げるように舞台袖へ
幕の後方より銃声が響き
血臭の立ち込める中
待望の開演 絶叫の怪演 狂騒の壊乱
そも芝居鑑賞の目的とは世界と夜を切り離すことにその肝要があるのであり
だとするならば思いは果たされた わっしょい
結果はオーライ 聴けよ異端のコーラス 畸形の輪唱
臓腑を捻り上げられたような感動を覚えた私は 私は
本当に変わることができたのでしょうか
相変わらず米が好きです

 ここまで書いたところで某番組の録画に失敗してたことと明日普通に5時起きでバイトに行かなければいけないことに気づいたので心が折れました。おやすみなさい。
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by keiji65535 | 2007-08-03 01:27 | 虚妄
心象スケッチ
(宮沢賢治『春と修羅』より引用)

これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
(すべてわたくしと明滅し
 みんなが同時に感ずるもの)
ここまでたもちつゞけられた
かげとひかりのひとくさりづつ

そのとほりの心象スケッチです
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by keiji65535 | 2007-07-10 23:08 | 虚妄
頑張っていかなあかんな思てるんですけど
 こんばんは! 今日は僕が考えた漫才ネタを披露したいと思います。
 皆さん、よろしければ掲示板の方に、感想お願いしますね!(ガン無視します)

甲「どーもー。胸板ファイターズです」
乙「帰れっ! …なんてね」(そのまま帰る)
甲「ええ、相方が帰ってしまったんでね、ここからは僕一人で」(そのとき舞台袖で爆発音)
甲「…どうやら相方が爆死して果てたみたいでね。忍(シノビ)として恥ずかしくない最期やったと思いますけど。改めまして、私、斑模様濁酒(まだらもよう どぶろく)と申します。今日は名前だけでも覚えて帰っていただけたらと。もっとも、皆さんを生かして帰すつもりもないんですけど(笑)」
甲「そして私が、傀儡(かいらい)ボヘミアン血戦といいます。以後よろしくお願いします」
甲「…あ、今のは僕の中に108つある人格の一つなんですけどね。キレたら何しだすかわからん奴で」
甲「そら、お前やろっ!」
甲「しかし皆さん、僕らのネタ中は、両手両足を杭で打ちつけて身動きできん状態でいてくださいねっていうお願いを聞いてくれてるみたいで、嬉しい限りですよね」
甲「そうですね、一人残らずガンガンに打ち込んでくれてますからね」
甲「最後の奴、どないして打ったんや、ていう」
甲「しかし最近あれやね」
甲「あれと言いますと」
甲「こう、ジャグジーが普及して世間体が急速に老朽化してませんか」
甲「そうやね、それに搾乳をオートメーション化することで浄土をお披露目してるよね」
甲「それは、下天の内?」
甲「下天の内」
甲「それもそうやけど、町娘の場違いを緩やかに冒涜してもいかんやろ」
甲「そら、パトロンの心意気や!」
甲「さすがにビデオデッキを路傍で済度する奴もおらへんやろけどね」
甲「そんなんバリサイ派の嫁入りやがな。お前は夏山の読経で中層階級と荒淫したんか」
甲「宴やね」
甲「魂の救済や」
甲「抱きしめた?」
甲「心の小宇宙(コスモ)」
甲「熱く」
甲「燃やせ」
甲「奇跡を」
甲&甲「「起こせ!」」
甲「もうええわ。ありがとうございました」
(あらかじめ斬っておいた下腹部からの失血が致死量に至り絶命)
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by keiji65535 | 2006-06-19 23:18 | 虚妄
コブシを握り締め僕らは出会った
 ハンコが一杯になった風俗のスタンプカードでも落ちてやしまいかと繁華街を徘徊してみましたが、見つかったものといえば現金5万円入りの財布のみ。

 腹立ちまぎれに「こんなもん、ケツ拭く紙にもなりゃしねえのによ~!」と叫びながら紙幣を路傍にばら撒いて帰宅し、そこで初めて、自分の住む世界にまだ貨幣制度が適用されているということに気付いたのでした。

 僕自身の生活があまりにすさんでいるため、何となく世間も核戦争後のごとき荒廃した世界になっているような気になっていたのです。
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by keiji65535 | 2006-02-09 23:24 | 虚妄
トガビト・完結編
俺の 旅が

永遠が 終わらんとしている

永遠とは 即ち 刹那

始まりとは 終わりであり

終わりは 始まりである

両者は 同質であり

また 同一のものだ

俺は 永遠を抱え 今

亡失の 彼方へ


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いいねえ

<完>
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by keiji65535 | 2005-11-26 20:53 | 虚妄
続・トガビト
それは 闇ですらなかった

見えぬ のではなく

無い

真の 無

絶無の内を たゆたい

もうどれ程 経つのか

… 否

此処では 時間の経過すら



… 俺は

まだ 「在る」のか?

もしや 俺は

既に

無に

取りこま





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「こんにちは」





また お前か

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止せ

この間のは ほんの気の迷い

最早 そのようなもので 俺の心は 揺るがぬ

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同じだ 同じ

もう 俺のことは 捨て置け

お前が救うべきは 他に在る

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「そうですか…じゃあ、帰ります」











まあ待て
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by keiji65535 | 2005-11-24 23:49 | 虚妄
トガビト
 汚汁の海 もがいている

 腐れた液体 鼻から口から目から耳から

 何者か 俺の脚を掴み この腐敗の水底に引きずり込まんとす

 俺を この汚濁の一部にするために

 俺が その力に抗うことは 許されぬ

 俺に その資格はない

 だのに 気が付けば手をかき 足を蹴り 俺という男は

 何という往生際の悪さ 何たる歪(いびつ)な心根

 己の犯した罪の重さ まだ悟らぬか

 不意に 光

 俺の眼前に 女神の姿

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「貴方を救いに参りました」









 俺は女神に 唾を吐きかけ

 失せろ お前に用はない

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「何故、そのような?」









 俺は 犯したる者

 ただこうして 永劫の責め苦を甘受するが定め

 誰も 俺を救えぬ

 優しき言葉は 俺に忌まわしき過去を呼び覚ます

 人の温もりさえ 今の俺には地獄の業火に等しい

 何人であれ 俺の心を潤すこと かないはせぬ


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「これでは?」










 萌えー!
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by keiji65535 | 2005-11-22 21:02 | 虚妄