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2005年 10月 19日 ( 1 )
ファミリーコンピュータ
 皆さん、恋、してますか? そうですか、それはようござんしたね。
 近寄るな汚らわしい。

 先日のこと、母親から(脳に直接)連絡が入りまして、何かと思えば「アンタに妹ができたよ」との仰せ。
 何を馬鹿な。両親は共に60を過ぎています。しかし善意に解釈するならば、これは電車で50分という距離にも関わらずなかなか実家に顔を見せようとしない道楽息子の気を引こうという、親心という名の策略。どこからか養子を迎えて「血のつながらない妹」という激萌えシチュエーションを設定し、僕の帰省を促そうとしているのやも知れません。
 そういうことなら田舎暮らしもまた善哉。Let's ニート! さっそく近所のドンキホーテに赴くと猫耳付カチューシャと猫しっぽ付アナルバイブを購入、その足で列車に飛び乗りました。
 
「ただいまっ」身体中をワカメまみれにしながら意気揚々と実家にたどり着いた僕の目に最初に飛び込んできたのは、フリフリのゴスロリファッションに身を包んだ父親の姿でした。その横で、母親がにこにこと笑いながらコロッケを揚げては窓から放り投げています。
 父は、ふしゅるーふしゅるーと荒い息を立てながら、今にも飛びかからんばかりの目でこちらを睨んでいます。その右側頭部に、不自然な出っ張り。
 明らかに何かを埋め込まれています。
 父の中で、葛藤が起こっているのが解かります。
 何かを埋め込まれている右脳と、何も埋め込まれていない左脳。
 闘っています。父は闘っているのです。

「がんばれ、おとうさん!」

 僕がMr.インクレディブルのDVDを観て興奮している後ろで、気が付くと父は自らの心臓に、なんかウネウネしたものを突き立てて果てていました。

 哀しい結末を迎えた今回の事件は、自然界の我々人類に対する警告だったのかも知れません。
by keiji65535 | 2005-10-19 05:00 | 虚妄